ニュージーランドの旅 6 カウリ博物館へ

夜、泊まっていた小屋にポッサム登場。
ポッサムは、ニュージーランドの生態系に深刻な影響を与えているオーストラリア原産の外来種です。現在、ニュージーランド全体でおよそ7,000万頭生息していて、年間約700万トンのニュージーランドの植物を食べていると推定されています。かわいい顔してなんてやつ。
環境保全局(DOC)は毒餌や罠で駆除する対策をとっているそうです。

ニュージーランドは外来種問題が深刻で、ほかにもネズミ、イタチ、シカなどが問題になっています。
ニュージーランド環境保全局ホームページ
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前夜の大雨で川が増水し、牧場が水浸し。たまらず避難する牛たち。
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Dacrycarpus dacrydioides(Kahikatea)がすっかり水浸し。
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カウリ博物館の内部。真ん中に縦に薄切りされたカウリがどーんと横たわっている。
壁に描かれた円は、実寸大でカウリの木がどのぐらい太くなるかを表しているんだそうで。
やっぱり大きいなあ。
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ニュージーランドのスズメ。頭の色が灰色っぽくて、なんだか坊主っぽい。
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# by sikadeer | 2007-02-07 16:48 |

ニュージーランドの旅 5 カウリの森

オークランドから北上し、コロマンデル半島へ。
カウリの森で有名なワイポウア森林保護区に到着しました。

カウリ(Kauri 学名Agathis australis)という木は、ニュージーランド固有のナンヨウスギ科の針葉樹です。
カウリの森は世界中の森林の中で最も古い歴史をもっていて、カウリの先祖はジュラ紀(約1億9500万年前〜1億3500万年前)から出現していたそうです。
ジュラ紀といえば、恐竜のいた時代。
森の中は木性シダがたくさん生えているし、なんだか恐竜時代にタイムスリップしたような気分。

カウリの森は19世紀以降、木材やカウリガム(化石樹脂、琥珀の代用となる)の採掘、農地の開拓によって次々と伐採され、かつては1,200,000haの面積を占めていたカウリの森は、今ではおよそ80,000haまで減少してしまっているそうです。
ニュージーランド環境保全局ホームページ

Tane Mahuta (マオリ語で「森の神」の意味) 樹高51.5m、幹の周囲長13.8m (直径約4.4m)、推定樹齢1500年。
私が日本の山で見たことがある木は、大きくても30m前後。
でかい。
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まわりに生えている木も20mはありそうなぐらい大きいのですが、カウリは飛び抜けて大きいのです。
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着生している植物も20〜30種は軽くあるそうです。
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Te Matua Ngahere (マオリ語で「森の父」の意味) 樹高29.9m 周囲長16.41m(直径5.2m)、推定樹齢2000年。
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四姉妹と呼ばれる4本のカウリ。
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# by sikadeer | 2007-02-06 14:59 |

ニュージーランドの旅 4 ガムランド

マイタイ自然保護区 (Maitahi Scientific Reserve)

ガムランド、というのはニュージーランド北部に広がる低木林やヒースランドの総称です。
数百年前にはこの場所もカウリの森だったと考えられていますが、火災によって破壊され、その後何回も火災が繰り返し起こることによって低木林の状態が維持されています。(エクスカーション資料より)

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Gleichenia dicarpa (Tangle fern)
ぐしゃっと絡まり合ったシダ。
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Leptspermum scoparium (Manuka)
マヌカ。ニュージーランドの土産でよく売られているマヌカハニーという蜂蜜は、この花の蜜。
近くによるといい香りがします。
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Dracophyllum longifolium
ツツジ科ドラコフィルム属の植物です。この属は、主にニュージーランド、オーストラリア、ニューカレドニアに分布しています。(以前はEpacridaceaeという科に含まれていたらしいです)
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種名は不明。ニュージーランドの自生種はほとんど白い花を咲かせます。これは、花粉を媒介する昆虫の影響だそうです。
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# by sikadeer | 2007-02-06 12:32 |

ニュージーランドの旅 3 ランギトト島

2月5日から一週間、ニュージーランド北島エクスカーションに参加していました。
初日はオークランドからフェリーで海を渡り、ランギトト島という直径5kmほどの火山島に行きました。

フェリーが桟橋についたとき、桟橋上にとまっていたWhite-fronted tern(アジサシの仲間)が一斉に飛び立ちました。
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Hebe stricta (ゴマノハグサ科)の花です。日本だと、ルリトラノオやクガイソウがゴマノハグサ科です。
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真っ黒い溶岩の上に、Meterosideros excelsa(フトモモ科) が生えています。溶岩の上は50℃まであがることもあるらしく、植物が生えるには厳しい環境です。
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Meterosideros excelsa の花。2004年に行ったハワイ島のエクスカーションでも、Meterosideros属の植物が優占林を作っていたことを思い出しました。
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木に着生しているランの仲間です。図鑑で見る限り、Winika cunninghamiiに似てますが、ランは種類が多いのであまり自信がありません。
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昔の火口。400年前に活動休止したらしいです。
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海から見たオークランドの町。
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# by sikadeer | 2007-02-03 20:09 |