オークランドから北上し、コロマンデル半島へ。
カウリの森で有名なワイポウア森林保護区に到着しました。 カウリ(Kauri 学名Agathis australis)という木は、ニュージーランド固有のナンヨウスギ科の針葉樹です。 カウリの森は世界中の森林の中で最も古い歴史をもっていて、カウリの先祖はジュラ紀(約1億9500万年前〜1億3500万年前)から出現していたそうです。 ジュラ紀といえば、恐竜のいた時代。 森の中は木性シダがたくさん生えているし、なんだか恐竜時代にタイムスリップしたような気分。 カウリの森は19世紀以降、木材やカウリガム(化石樹脂、琥珀の代用となる)の採掘、農地の開拓によって次々と伐採され、かつては1,200,000haの面積を占めていたカウリの森は、今ではおよそ80,000haまで減少してしまっているそうです。 ニュージーランド環境保全局ホームページ Tane Mahuta (マオリ語で「森の神」の意味) 樹高51.5m、幹の周囲長13.8m (直径約4.4m)、推定樹齢1500年。 私が日本の山で見たことがある木は、大きくても30m前後。 でかい。 まわりに生えている木も20mはありそうなぐらい大きいのですが、カウリは飛び抜けて大きいのです。 着生している植物も20〜30種は軽くあるそうです。 Te Matua Ngahere (マオリ語で「森の父」の意味) 樹高29.9m 周囲長16.41m(直径5.2m)、推定樹齢2000年。 四姉妹と呼ばれる4本のカウリ。
by sikadeer
| 2007-02-06 14:59
| 旅
|
|
ファン申請 |
||